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【第1回 ランジェリー雑記】


ランジェリーとは・・・?


第1回目ということでランジェリーとはそもそも何なんだ?
そんなところからご紹介して行きます。





その言葉の響きから、すっかり英語だと思いこんでいたのですが、少し考えてみれば英語で下着はアンダーウェアやファウンデーションと呼ぶことが多いことに気が付きます。

すこし調べてみると、ランジェリーの語源は下着を意味するフランス語(lingerie)とされており、現在では、ほとんど世界中で使われている言葉だということです。

日本人特有のことかもしれませんが、世界中で通じている言葉はおそらく、英語だろうと思い込んでしまう自分の浅はかさを反省しながらも、更に調査をすすめてみました。


もともとの語源は「リネン」をフランス語でLinと書き(ランと発音します)、それがLingerieの語源というのが一般的な説であるようです。
リネンは麻の一種で麻の中ではもっとも柔軟さに秀でていると言われています。

ホテルや病院で『リネン室』という言葉をよく見かけますが、これは一般的に寝具を保管する部屋という意味で使われています。
要は最高級の布製の寝具(この場合シーツなど)を使っていますよ、というアピールから来ていると思われます。


すこし話が逸れましたので、話を元にもどしましょう。

下着と一言で言っても肌着、インナーウェア、ファウンデーション、ランジェリーなど多岐に渡り、一口で言い表せるものでは無くなっています。

現在では機能性の他に装飾性の高いもの指してランジェリーと呼び、対して実用的な、体の保護や保温、急湿などを目的としたいわゆる肌着をアンダーウェアやインナーウェアと呼ばれているようです。

そしてファウンデーション(foundation)というのは、土台、基礎などの意味をもつfoundから来ていることから、ファウンデーションは体型補正機能がある下着を指して、分類されているうです。

このことから体の保護、保温を目的とした下着を『肌着』・『アンダーウェア』と呼び、補正下着や補整機能のある下着を『ファンデーション』と呼び、さらに装飾性が高く、見せる為の下着を『ランジェリー』と呼び、さらに性的魅力を惹き出す下着を『セクシーランジェリー』と分類されていると思われます。

もっとも最近のビスチェやベビードール・キャミなどは装飾性と共に機能性にも優れており、ファウンデーションとランジェリーの両面の特徴を備えたものも、少なくありません。

さらには、キャミソールなどはランジェリーの枠を超えてアウターとしての地位も確立されているようで、ランジェリーとアウターの線引きさえも簡単にはいかないのが現実だということのようです・・・。

こんなところで、ランジェリーについての定義として、今回の雑記を終わりにしたいと思いますが、最後にひとつランジェリー関連のうんちくをご紹介したいと思います。



下着の種類の中でスリップと呼ばれる物がありますが、これって車のスリップ事故や、ボクシングのスリップダウンの『スリップ』と元々は同じ意味だと言うことはご存知でしょうか?

スリップとは本来、『滑る』という意味で使われていて、そこから『すべりを良くするもの』と言う意味でランジェリーの世界でもこの言葉が使われるようになりました。

ドレス等の下に着用してドレスが素肌に張り付く事を防ぎ、すべりを良くするというところがスリップという名前の由来らしいです。

通常スリップランジェリーと言うと肩紐でとめるタイプで、上からも下からも着られるものを「スリップ・オン・ドレス」といい、この形の下着等をを「スリップ」と呼んでいる例もあります。

最近は「スリップ」・「シミーズ」が混同して使われるケースが多いようですが、元々の意味を考えれば両者は全く異なると言っても良いと思います。


少し話がそれますが、スリッポン(slip-on)は紐などが無く滑らすよう脱ぎ履きできるものを指します。
ですから頭から滑らせて着用するセーターなどもスリッポンの一種となります。

私はスリッポンって紐の無い靴のことだと思っていたのですが、靴だけではなく、紐や止め具、ボタン等の無い靴・洋服など全般を指してこう呼ぶのだそうです。

ちなみに部屋で履くスリッパも、このスリップオンを語源にもつ同様の言葉です。
紐やボタンがなく、足を滑らせるように履くという意味です。勘違いをする人はいないと思いますが、履くと滑るとか、滑るように歩けるという意味ではありませんので、あしからず・・・。






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